あー

寂しい

この気持ちは今でもかわっていない。

毎日通勤時聞いてたエイトさんの曲は聞けなくなった。
わちゃわちゃ楽しそうな7人の映像はまだ見れないでいる。
このままエイトさんとさよならできるんじゃないかと思った。わちゃわちゃ楽しそうな7人をこのまま保存してしまえばいい。一方的な自然消滅というやつだ。

そうだったはずなのに…
一週間前の今日朝から見続けた記者会見でいとも簡単にその姿は上書きされてしまった。

真っ直ぐ見据える顔
不安そうな顔
あきらかに納得していない顔
困った顔
流れる涙をぬぐいもせず流しつづける顔
キラキラしてる彼らではなく目の下にクマをつくって疲れきった顔をした彼らで上書きされてしまった。

記者会見さえ見ていなければとも思ったがそれはできなかった。オタクとしての収集せずにはいられない性質もあるっちゃあるが…
ひとつの答えをだした渋谷すばるを見ないといけないと思った。これもまたファンであるが故の勝手な使命感だ。なにより彼の言葉で彼の声でちゃんと聞きたかった。

真っ直ぐ前を見て話す渋谷すばるはかっこよかった。

だから見たことは後悔していない。

こんな時までもかっこいいのかよなんて思ったりもしたけど…

いつだって渋谷すばるはかっこよかった。

わたしにとって渋谷すばるという存在はいつだって特別だった。
関ジャニ∞を好きになった頃メンバーを好きな順にランキングしてなんて言われた時どうしても順位をつけられなかった(今は全員に順位なんてつけられないぐらい全員好きにさせるエイトさんたちの魅力よ…)。女性アイドルでいうなら不動のセンター的存在だった。
いつもLIVEに行って帰る時に話の中心になるのは彼だった。
歌声を聞くたびにジャニーズという枠ではおさまらないパワーを持ったひとだと心揺さぶられた。

孤高という言葉が似合う男

まるで命を削るかのように歌っている姿を見るたびにいつかこんな日がくるのではないかと彼を見て思っていた頃もあった。

でもそんな彼もいつしか孤高という言葉が見え隠れし見えなくなってそれが少し寂しいと思わせるぐらい関ジャニ∞渋谷すばるになっていた。
それはいつからだったかな。思い出せないぐらい自然にそうなっていた。

フライデーの記事がでるまではすごいそわそわ動揺していたくせに記事を読んだ瞬間鼻で笑ってしまった。

そんなことあるわけないだろ今の渋谷すばるに限って

そんな確固たる自信があった。
これもまたファンであるが故の勝手な思い込みにすぎない。

渋谷さんがラジオで語ったジャニーズのタレントにしか分からないこともある

と、いう言葉。本当にその通りだ。
ズシンと心に響いた。

本当の彼らの姿なんて分からないはずなのに。

本当は何を考えているかなんて分からないはずなのに。

言葉にしていたたことが嘘か本当かなんて分かりえないのに。

それは得てして当たり前のことだ。
それがアイドルだと思って応援している。
アイドルなんて偶像だ。
だから楽しい。どれだけ思いを馳せ物語を描けるかだと思っている。

なのにわちゃわちゃしている7人を見ていたらすっかりそんなこと忘れてしまっていた。
いつかこんな日がくると思ってたことなんて忘れてた。
それぐらい7人が大好きになっていた。

それは渋谷すばるという男がいなくなることを決意して悲しくも思い出した。
夢から醒めたみたいだった。だって関ジャニ∞は永遠だと思い描いていたからだ。

彼らは現実に生きている。

LIVEに行く度にあーこの人たち本当に存在してたんだなんて何度目の前にしても思ったりする。

渋谷すばるというひとりの男がいなくなることは時間がたつにつれて受け止められつつある。
でも6人で活動する姿が全く想像できないでいる。

だから不安だ。

だから寂しい。

きっと6人で関ジャニ∞をやっている姿を見たときはじめて答えを出せるのだと思う。
その6人に思いを馳せて物語を描けるか…
もしかしたら渋谷すばるがいないことで終わってしまうかもしれない。
どうなるかなんて分からない。だって6人の関ジャニ∞なんて見たことないんだから当然のことだ。

でも6人は関ジャニ∞でいることを選んでくれた。もしかしたら誰かがぬけるとき彼らは解散を選ぶのではないかと思ったりもしていた。
でも関ジャニ∞でいてくれる。

まるちゃんのめちゃくちゃかっこいい写真を見ていとも簡単に心救われた。
あー顔が最高って最強アイドルってすごいな!
存在だけは本当のこと、6人も今ちゃんと目の前にいてくれている。信じられること分かり得ることができるのはその事実だけだ。
だったらその事実だけ受け止めて抱えていこ
う。

わたしがジャニーズを好きな理由は個ではなく気づいたらグループまるごと好きにさせてくれるからだ。
エイトさんはそのなかでもたくさんのキラキラとたくさんの人間くささと何より熱い絆を感じさせてくれたから。

本当のことなんて分からないけど大好きなエイトさんの物語が終わったわけではない。
6人になることがはじまりでもないと思ってる。だってなにがあってもグループが存在する限りずっと続いていくのがグループだから…
ファンだから勝手に終わらせられるのに結局終わらせられないでいる。

寂しい

今もこの気持ちはかわらないけどまだ当分勝手に思いを馳せていたいと思わせるエイトさんたちはすごいしやっぱり好きになってよかったと思わせてくれる7人にありがとうを伝えたい。

あー寂しい。